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更新日時 : 2007-12-04 13:12:08

「和幸 (懐石)」に関するブログのくちこみ情報で、みんなの参考になりそうな記事を集めています。自薦による登録も受け付けているので、オリジナルくちこみ情報のブログ記事があったら、どしどし投稿してください。

素材すべてが 「星三つです!」状態でした。シーンと静まる空間でオトナな一皿に出会いたい方は是非

どの食材にも共通して言えるのは、手は加えてるんだろうけど、食材の持ってるもともとの新鮮な味もちゃんと保ちながら味付けしてるということ。  

色々ああだこうだ書くのがマジめんどくさいんですよ、本当に美味しいものは、『美味しい』しか表現がないですからね。あぁ、美味しい!!!!

今そこらで流行の洋風な要素を取り入れたお洒落懐石ではない。昔からの基本的なベーシックな和食。一つ一つが非常に丁寧に作られている。

シンプルで地味な印象なのですが、最後におうすをいただき、ごちそうさまでした〜素材は贅をきわめたものでしたし、調理の手間が多くかかったものの連続だったと思います。

感じた事はただ一つ、後悔。もっと早くから通えばよかった……!!!! 凄い店だ!!!もう、何年かぶりに感じた、目が覚めるような『ウマイ!』料理でした。

どれもこれも絶品だったのですが、私の中での一押しは、鮎の塩焼きと炊き合わせです。鮎は今までの人生で一番美味しい鮎でした。

焼物は鯛の塩焼。誕生日だからということでおめでたいの鯛をリクエストしたんです。とてもふわふわで、美味しくいただきました。

懐石なので沢山お料理が出てくるのですが、その中でアレが美味しかった、コレが美味しかったというのではなく、食べ終わって全体の流れが、ほぅっと美味しい印象です。

和幸の心意気をさりげなく感じたのは果物。イチゴと蜜柑が出ました。蜜柑が綺麗に剥いてあるのは当然ながら、イチゴ。気がつきましたか?蔕(へた)が切り落としてあります

お造りはマコガレイとクルマエビです。両方ともシコシコで甘みを感じられて、これがあの刺身嫌いな私だったのかと思うくらい美味しくいただけました。

エビはぷりぷりしてて美味しかったです。そしてお椀、八寸、炊き合わせ、焼き魚、ゴマ豆腐、お浸し、酢の物。。。

大間の鮪と明石の鯛です。鮪は醤油で、鯛はダシでとのことでしたが、鯛も凄く脂が乗っているので醤油で食べたほうが美味しかったです。鯛の皮も美味しかった。

右の写真のしめじが立って盛り付けらているのが可愛らしかったです。味付けも濃くないので、身体にいい感じ。

『和幸』は出汁を上手に使ってある優しい上品なスッポン鍋。これは凄く美味しい!生姜もギッとしていなくて、爽やかに効いていて美味しい!

口取の海鼠は、ド肝を抜かれる食感で、後で仲居さんに伺うと、ほうじ茶でしゃぶしゃぶしたものとのこと。「へー、こんな化け方ってあるんすね?」と一同呆然。

お椀が何より好きな私ですが今回そのナンバーワンの座を「胡麻豆腐」が奪いました。温かく柔らかでしかし弾力があって舌に吸い付く胡麻豆腐は言葉を失うくらい美味…

八寸の黒豆、ナマコ、カラスミ、穴子寿司なども下ごしらえがしっかりされており、量もすべて多め。ここまでの3皿でこの店の総合評価は星1つ以上と早くも決まりました。

とても大人な雰囲気をもったお店で、しっとり、しっぽりとデートなどで使いたいですね。懐石ならではの、繊細さを十分に堪能できるはずです。

ふんわり優しい松茸の香りです。シャキシャキっとした食感も大好き。たしかに今年はすこし優しいかな?でもそれはそれ、これはこれ。今年の松茸はこれで良いんです。

旬の最高の素材を使い、それがもっとも自然にもっともおいしく味わえる料理法を愚直に探求し、そして古き良き辻留が目指していたものではないかと思う。

和幸は、前にもクリスマスイヴに貸切をさせていただいたんですが、サービスや器、佇まいは勿論、ワカゾーの僕らは、その味に打ちのめされましたね。

カテゴリ:池袋周辺:和食/日本料理|テーマ:和幸 (懐石)|更新日時:2007-12-04 13:12:08

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